経験豊かな特別講師が直接指導「特別講義」

<スペシャルゼミ>聖霊病院 病院長 森下剛久先生 「造血細胞移植 -現状と展望-」

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経験豊かな最前線の特別講師が、専門領域の最新動向を直接講義。

名古屋医専ならではの「スペシャルゼミ」を一部紹介します。

今回講義いただいたのは、聖霊病院の院長で医師(内科)の森下剛久先生。「造血幹細胞移植 -現状と展望-」をテーマに、かつて骨髄移植と呼ばれていた「造血幹細胞移植」の歴史と疾患の種類、治療法についてお話いただきました。

「造血幹細胞移植」とは
「造血幹細胞移植」は、造血(新たに血をつくり出すこと)が困難な患者さんに対し、放射線や薬剤投与によって造血能を破壊し、型の一致した「造血幹細胞」を移植することで造血機能を回復させるもの。日本で初めて行われたのは1974年、わずか50年足らず前のこと。行われたのはなんと名古屋の病院でした。


受講した学生の感想(一部)
■大学時代に免疫学や臨床生物学で学んでいたことに近く、とても興味深い内容でした。異性の幹細胞を移植した場合、染色体がレシピエント(移植を受ける人)の性別になるなど、不思議に思います。再生医療が発展し、より効果的な薬剤が開発されることに注目したいです。


■造血幹細胞の移植に関しては、過去の国家試験に出題された事例もあったので、今回の講義で理解を深めることができとても勉強になりました。また、骨髄ドナーよりも痛みが少ない末梢血(血管の中を流れている通常の血液)ドナーが今は可能であると知り、自分もドナー登録をしたいと思いました。