経験豊かな特別講師が直接指導「特別講義」

<スペシャルゼミ>大阪府済生会中津医療福祉センター 総長 兼 大阪府済生会中津病院 院長 川嶋成乃亮先生「高齢者の心不全対応について」

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経験豊かな最前線の特別講師が、専門領域の最新動向を直接講義。大阪医専ならではの「スペシャルゼミ」を一部紹介します。

「心不全」とは

心臓の役割はポンプのように全身に血液を送り出すことですが、心臓がポンプの役割を果たせず、全身に血液を送れていない状態を「心不全」といいます。
「心不全」とは、心臓の働きが不十分な結果起きた体の状態のことであり、病名ではなく状態を指す言葉です。
「心不全」の主な症状に、坂道・階段で息切れする/手足が冷たい/だるい・すぐ疲れる/尿量・回数の減少/むくみ・体重増加/呼吸困難やせきなどが挙げられます。
高齢者はこれらを「加齢からくる衰え」と思ってしまい、治療が遅れ悪化してしまうというケースが多いのだとか。
超高齢化社会が進む現代の日本で、今後「心不全」の患者さんとどのように向き合っていくのかは大きな課題です。


今回のスペシャルゼミでは、大阪府済生会中津医療福祉センター 総長、大阪府済生会中津病院では院長を務められる川嶋成乃亮先生をお招きし、講義を行っていただきました。
講義では、「心不全」の定義から実際の患者さんの発症ケースまで、現代が考えるべき「心不全」をわかりやすくお話しくださいました。
国家試験を控えた学生たちは、川嶋先生のお話に聞き入っている様子でした。


受講した学生の感想(一部)

  • 心臓の疾患は、テストでもよく出るのでとても良い勉強になりました。高齢者の心不全の治療には、再入院の防止と入院中・後のケアが大事だということが分かりました。勉強をしていても、常に新しく学ぶことが多いため、働き始めてからも様々な知識を吸収していきたいです。
  • 理学療法士も多くの心不全患者さんに出会うことが多くなるため、今のうちから心臓疾患について詳しく学んでいきたいと思いました。自分の職種だけでは治療のすべてを把握することは難しいので、他の職種との連携が患者さんの症状の軽快に繋がるのだと分かりました。
  • 「心不全」の原因や症状へのつながりに関して自信がなかったのですが、今回の講義でしっかりと学ぶことができました。「心不全」に関しての知識だけでなく、心不全患者さんとのリハビリではどんなことが大事かなど、川嶋先生の意見を聞くことができ、とても良い経験になりました。